このレビューはネタバレを含みます
タイトル見て興味が湧いて、煽りを見てこれは見なくてはと思い鑑賞。
ストーリーも作り方も想像してたよりも現代だった。それと白黒の絵が奇妙にマッチしてる。
音楽と最後の展開が違えばめちゃくちゃスカッとするスポコンモノにできたけど、現実はそんなに甘くなく、とにかくイランという国自体がこんなにひどいことしてたとは。スポーツの世界で何をそんな細かいことを気にしているのか。
目にしていないだけでのような話は結構あるんだろうな。
WJAスタッフの支えに感動。
主人公がヒジャブを脱ぎ捨てて戦う姿にも感動。カメラのフラッシュによって文字通りフラッシュバックしたクラブでの所作を見ると、彼女の信仰ではなく政府から押し付けられたものだったんだろうな。
あとは走っている時に左右に揺さぶられる絵が印象的。
良い映画だった。