このレビューはネタバレを含みます
最後まで集中して観てしまったけれども。やっぱりモヤモヤする。
自分ならそこでそうしない、そこでこう言う、というのが多過ぎて普通なら途中で観るのをやめていたと思う。ノヴァク先生のオスカーへの寄り添い方が好ましかったので、最後、スッキリしたい一心で観ていた。雨の中、自転車を走らせるクーンさん(だよね?)とノヴァク先生が互いを認め合うのを見て、三人(ノヴァク先生とオスカーとクーンさん)が、このモヤモヤをスカッとさせてくれるに違いないと思った。そういうラストがあるのだろうと期待した。
結局、あれもこれもわからずじまいで、ラストシーンのオスカー君はなかなかよかったものの、エンドロールに至ってモヤモヤは最高潮に達した。どーしてくれる……って叫びたくなった。ここまで逐次的に描写してきて最後これ?? なんか違う映画をくっつけたみたい。うーーー。