たまたまタイミングが合ってしまった舞台挨拶付きを鑑賞。青春と聞いて何色をイメージするかという質問に、日本人は青で台湾人はオレンジなのだとか。
この作品はその2色を意識しているらしい。映像が美しく、スクリーンに映えるシーンがたくさんあった。
岩井俊二監督の「Love Letter」が物語の中に出てきて、それになぞらえたエピソードもある。いろいろな記憶や想いが重なって、もう少しで泣きそうになった。感動せざるを得ない展開…でも何かちょっと惜しい感じ。
18歳の青春の日々の甘酸っぱさと、36歳になってそれを思い出すほろ苦さが味わえる作品。“18×2”もいいけど、“18÷36”でもいいかも。その答えは1/2だから。