このレビューはネタバレを含みます
台湾&日本の合作映画。台湾に訪れた日本人のアミがひょんなことから台湾のカラオケ店でしばらくアルバイトとして働くことになり、そこで知り合った台湾の人々との出会いと別れ、それから18年の時を経て、日本を訪れることになった台湾人（ジミー）とのラブストーリー。
ベタな恋愛映画は正直苦手な分野なのでさてどうかなと思いつつも、異国間の恋愛ということもあり、意思疎通が100%出来ないなか、台湾語と日本語の言葉のやり取りを繰り返しながらお互いの性格だったり、思いに対して少しずつ理解を深めていく過程が程よくいい感じで描かれていて、それでいて、主役のグァンハンと清原果耶の組み合わせがぴったりでまあいろいろな意味でやられました。
とにかく、清原果耶の透明感というか一つ一つの演技が素晴らしすぎました…。
例え言葉がわからなくてもグッと来る表情というか、表現があって、日本人でも台湾人でも心惹かれた方が多かったのではないでしょうか。
ベタではあるけども、若い頃の思い出というのはどうあれ戻れないし、取り返せないものだけど、人それぞれにとっての一生の宝物だよなと改めてそう思いました。
