岩井俊二のラブレター観てみよ。
大好きな藤井道人監督の最新作。劇場で観てきました。
いやあ、まあまあ感動した。中盤から終盤にかけて客席の至る所から鼻を啜る音が聞こえてきて、なんか映画館で観てるなあって思った笑 家で1人で観るより感動を共有できていいな。
途中まで正直意識高い系大学生みたいなアミに少ししんどさを感じてたけど、そんなことを思ってしまった自分が恥ずかしくなった。浅いわ自分。マジで終盤にかけて自分の浅さに失望するとともに映画への感動が増大してきた。
台湾での出来事と日本での18年後の出来事が至る所でリンクしてて観てて気持ちええし、全部がわかってからの18年前の各場面の振り返りになって、その視点で見ると全然違って見えた。ここで自分が恥ずかしくなった。
藤井監督は「ヤクザと家族」で衝撃を受けてそのお名前を知り、「新聞記者」も大好きで社会派のドラマや映画がすごいなと思ってたけど、「余命10年」でこんな恋愛ものも作れるんやとなって幅の広さにびっくりして益々ファンになった。今回も観て「やっぱ多才なんやな」と痛感しました。
パンフレットで知ったけど、劇中のアミの絵は全部藤井監督の実のお姉様が描いてるみたいですね。きょうだい揃ってすごいな。
