このレビューはネタバレを含みます
「もし20年後もおれたちと工事現場で働いてたら俺はお前をぶっ飛ばす。お前は誰もが羨む当たりくじを持ってるのにそれを現金化する勇気がないんだ」
「朝お前を迎えに行った時にお前がいなかったら、俺は嬉しい」
めちゃくちゃいい話やな。これマットデイモンとベンアフレックが脚本書いたってマジ?すごすぎやろ
天才的な暗記力と数学のセンスを持つも親に捨てられ養父にDVを受け心に傷をもった非行少年と、その能力がもったいないと更生を試みるMITの教授達の話。
もう誰かに捨てられて1人になるくらいなら今の暮らしのままでいいという青年に対して、世界は君が知ってる本の世界以上なんだよと体を張って教えた先生すごい。ここまで心を閉ざしてると建前じゃなく本音のぶつかり合いが必要やしそれができる先生すげえ。
親友も親友だからこそずっとこのまま続いたらいいと思いつつも本人のことを考えて突き放す言葉を言うのってすごい勇気いるし、親友だからこそ刺さる言葉な気がした。普通の友達に言われたら喧嘩になるだけ
最後結局彼女を選んだのも初めて自分で一歩踏み出したってことやし、数学界には大打撃やったんかもやけどよかった。(カリフォルニアで数学やってる?)