久しぶりの白黒映画。めちゃくちゃよかった。自分の中でクリスマス映画といえばと言われたら今後上がってくるかも。
自分がやりたいこと成したいこと全てに恵まれず、それでもめげずに周囲の人のために人生を尽くしてきた主人公が、あるクリスマスの夜に人生最大のピンチに陥る。心が折れて周りにやったこともない八つ当たりをし自殺を考えたところに翼がない天使が現れ、、、という話。
なんかドラえもんとかでも見たことあるような話だったので、元はこれかあと思った。要は自暴自棄になって自分なんかなんの存在価値もないし生まれて来んかったらよかったっていうのに対して、「じゃあそうしたるわ」と現実にしてくれるも、そこに自分の居場所がないので今までの生活がいかにありがたく素晴らしいものだったかを思い知らされるってやつ。
あとこの展開が映画のラスト30分でやっときます。ほぼほぼその絶望の日を迎えるまでの人生の話。けどここが長い分、天使が来た後の主人公に感情移入できるし、ラスト感動できる。金しかないポッターに対して金はないかもやがポッターでは手に入らないものが自分にはあり、それこそが素晴らしいことじゃないか。
当たり前の日々に感謝せないかんな。