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青春18×2 君へと続く道のidkhowのネタバレレビュー・内容・結末

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで退屈な映画だった

ただロケーションの選択はとても良くてスクリーンで観て良かったと思う。Tシャツが汗で張り付くような東南アジアの湿度の高い夏を映す過去の回想と手がかじかんで骨までしみるような北陸や東北の白い白い冬の対比
女の子と手も繋いだこと無いような18歳のバスケ少年と可愛くて愛嬌もある年上の女の子がバイク二人乗りして短い恋をしてるんだから自然と笑顔になるようなシーンは沢山あるけど恋人と観るには甘さが足りないし一人で観るには深さが足りないかも
まあ多分監督と女の趣味が合わないからこんなに帰りたくなったんだろうな、自分にしか描けない絵を!とか自分が自分であることを確かめるために〜とか言ってる女に勃つもん勃たない
でも男の趣味は良い。あの道枝駿佑のキャラのバランス。アホでちゃらんぽらんだけど急に川端康成を引用したり昔の映画をてらいもなく「あとで観よ!」と言えちゃったりするところ、良い。

良い映画だった
退屈なただの恋愛映画で
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