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タイガー 裏切りのスパイのkochabのレビュー・感想・評価

タイガー 裏切りのスパイ(2023年製作の映画)
4.0
シリーズもので上映前は心配しておりましたが、BSで過去作一挙放送がありまして。そちらでしっかり予習をしてから映画館へと行ってきました。

今回は主人公タイガーがいわゆる悪側に片棒担がされてしまう、というところで、ではどうしてそうなったか、的なところがメインに。確かに誰が裏切りのスパイ(=二重スパイ)なのかを疑う、と言うところでは過去作合わせても一番スパイ映画っぽい感じに仕上がっていたと思います。

筆者思うにタイガー、スパイ映画と言っても~、
第1作 ロミオとジュリエット的恋愛要素
第2作 いがみ合う国同士でもスパイ組織は垣根を越えて連携
そして本作は
第3作 親(さらに言うなら母の、と)の愛

的な部分も強かったかな~、と思います。そして昨今の流れからか、第3作はマサラダンス要素はほぼ皆無でその分アクションに時間を費やしている感じでしたね。

また俳優陣も、サルマーン・カーンを始め主役級は安定ですが、過去作で出ていた俳優さんもシナリオ引きずったまま出てきておりますので、これは過去作一挙放送見ておいて良かったな~、と思いました。

マサラダンス少なめでも安定感のあるインド、スパイ映画か。でも一番は”PATHAAN/パターン”との連携シーンか。なるほど、今までタイガーシリーズ知らなかったので。今、パターンみたらよく分かります、はい。(^^ゞ
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