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清作の妻のTのネタバレレビュー・内容・結末

清作の妻(1965年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

村社会の頑迷固陋な保守体質、戦時下の日本が狂気的と云われた所以。

知的障害者だけが健全であるという強烈な皮肉。目を覚まして、社会に巣食う病に気づくためには、両眼を失わねばならない。

誰も矛盾に気づかない、あべこべの世界。この村で生きていくというのは、この国で生きていくということでしょう。
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