韓国の映画やニュースを見ているとコレとなったら皆がドド〜っとそっちの方向に振れる傾向が見て取れるところ、近時のフェミニズム隆盛等の意識高い化も若者を中心に急激に浸透している様子
その分現実とのギャップに「自国が嫌い」という感覚も日本人よりも強いらしい(現実の酷さはどっちもどっちだと思うが…)
とはいえこんなタイトルがついていたら逆に最後まで「嫌い」が続くわけがないのであって、主人公はニュージーランドでいろいろ経験し一旦帰国するころにはかなり冷静になっている
同じ日にチャン・ゴンジェ監督の「18才」というデビュー作も見たが、どちらも時制と場所を交錯させていて監督の好みなのかなと思うが、話を分かりにくくしている一方で観客を画面に集中させ、また寓話味を増幅させている
どエンタメともめちゃアートとも異なる新しい作風で今後も注目したい