ハリ

クリスマス・イン・ニューヨークのハリのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

多種多様な人々がクリスマスシーズンのホテルを舞台に、思い悩み、幸せを探していた。

1つのホテルを舞台にしたクリスマス群像劇。一夜の中でそれぞれの悩みや葛藤が徐々に溶けていく。

群像劇であるならば人々の交錯が欲しい所だがこの映画ではそれが殆ど無かった。あと、殆どがホテルの部屋の中での会話劇になっているのでクリスマスが舞台である理由も無かったし、クリスマスらしい煌めきも皆無でそれは残念…。

悩みや葛藤を抱えた人達の解消や和解の下りもやはり説得力が無かったな。

登場人物全員がラストでエレベーターの中に集結し、降りた後にたくさんの人々がエレベーターに乗り込む演出は“思い悩みを抱えた人々の物語が新たに始まる“という事も示唆しているように感じたので良かった。
総括してクリスマス群像劇としては大変物足りない作品だった。笑
2024.12.01
個人的評価:良作
ハリ

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