このレビューはネタバレを含みます
彼女は薬をやめられていたんです、彼女は薬をやめられていたんです・・・・”多々羅保”
ほぼ実話の重たい社会の現実を河合優実の恐ろしいほどの表現力で構成された作品
冒頭香川杏が街を彷徨うように、歩く姿から顔へと映るその虚な表情は、この人、可愛優実?で。
あまりにも他の作品と違うその出立ちから、あまり観たくないかもと、少しづつ構成していく彼女の表情は次第に明るく、このままこの顔を観ていたいと願うも。
あの時あんなこと、がなければあんのことは変わっていたのかも知れないと色んなあんなことの選択が胸に刺さる作品でした。