このレビューはネタバレを含みます
冒頭の河合優実が杉咲花にみえた。
何かが乗り移っている感じというか、豹変している感じが似てる。
虐待する母親っていろんな描かれ方するけど、今回のは特に強烈だった。
どこがって、自分の子どものことを“ママ”と呼ぶこと。
みているこっちまで震えが走った。
佐藤二朗、彼が罪を犯したことが、救いのなさを決定的にしていて、酷だなあと。
というか、本当に罪を犯したのか、信じられないでいる。
絶望的環境でも、一歩外に出れば善人や助けてくれる人は必ずいる、そう思わされた直後に、それをさらに上回る絶望に押し倒される無力さを見せつけられた。