イージーライター

毒親<ドクチン>のイージーライターのレビュー・感想・評価

毒親<ドクチン>(2022年製作の映画)
4.0
毒親 ポレポレ東中野にて

韓流ミステリーのカテゴライズとして紹介され私もそのように劇場に足を運んでいたが。しかし気がつくとミステリーのジャンルを超えて、見事な社会派映画に向き合っていることになった。

韓国の高ストレス社会をある家族を通じて描いているといえる。
ここで描かれている悲劇は決して一家族の範疇で収めるものではなく、韓国社会のあり方まで敷衍されなければいけないだろう。

今日は初日で監督のQandAもあり、若干32歳の新人監督には模範になる監督がいるかという質問があった。韓国の監督ではパク・チャヌク。ウムウム。日本の監督では、中島哲也。これを聞いて、さらにこの「毒親」が好きになった。

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