しゅうへい

恐解釈 桃太郎のしゅうへいのレビュー・感想・評価

恐解釈 桃太郎(2023年製作の映画)
2.5
「幽霊、鬼、妖怪…入り乱れる 悪夢のパラノーマル・バトルロワイヤル!」

日本人なら誰もが知る超有名おとぎ話“桃太郎”。愛と勇気と友情の英雄譚が今、現代的な猟奇殺人と妖怪大戦争のバイオレンス・バトル・ホラーに生まれ変わってスクリーンを直撃!! 想像を絶するクレージーでアブノーマルな展開の連続に賛否両論激突必至の超問題作の誕生である。

数々のホラー映画をスマッシュヒットさせてきたエクストリームが、ホラー専門サイト、オソレゾーンとタッグを組んで贈る全世界注目の映画製作プロジェクト“恐”解釈! それは日本人の魂ともいうべき名作を“狂”愕のホラーにアレンジして再生させる禁断のアダプテーション。

この映画に1900円は高い。でも観る価値はありました。80分の短尺なのに冗長、臭い演技、荒い展開。でもそれが好き。地雷と知ってて踏み抜いた。B級成分は定期的に摂取が必要。そんなこんなで最高の時間でした。舞台挨拶に行くべき作品だった…時既に3日遅し。スコア内訳:内容1点、ヒロイン1.5点。愛ある2.5点。

池袋、平日、昼間、観客3人(全員高齢男性)。都心で地方の限界映画館みたいな現象(2018年。深刻な過疎化が進む地元で『ヴェノム』を鑑賞するも観客は1人、その翌年惜しまれながら閉館)が起こった。要は物好きの為の映画。そのうちの一人です。気付けば癖になってた。たとえ『ベビわる』のような運命的な作品でなくとも、どんな酷い内容でも、そのクソさ(リスペクトしてます)が愛しい。
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