このレビューはネタバレを含みます
記念すべき400本目の作品を決めるための家族会議のおかげで、偶然、兄の誕生日に重なった。
大好きな作品を振り返る大チャンス、ということで、いやぁ、悩みました、400本目。
「ほら、あのプルコギな!」
「いやいや、それ、料理やから!
プルコグが正解やから!」
が決定打で、久しぶりに本作へ。
2002年にこれは、衝撃的だった。
SF映画の歴史が動いた作品だと思う。
スマホ前の時代に描いた未来。
モニターで、動画を操作するカッコよさ。
Appleの人たちも、本作にインスパイアされた部分があるだろうな。
プルコグの予知、特にアガサがショッピングモールで予知するくだりは羨ましくて仕方がなくなる。
あの丸刈り&脱力のアガサはすごい演技。
予知した犯罪で逮捕っていう世界観もすごい。
拘束具は孫悟空、収容所はジャッジ・ドレッド。
嘔吐棒とソニックショットガンも実現したら凄そう。
何より、あのトム・クルーズの顔面を崩して顔を識別させなくするって凄すぎる!
「ミッション・インポッシブル」と言い、
トムには「自分とは認識されたくない」という願望が強いのかな。
書き出すと止まらないけど、ストーリーも今でも考えさせられるテーマが明確にあって面白い。
未来は、まだ変えれる。
忘れてはいけない考え方だな。
今回も大満足。