このレビューはネタバレを含みます
2002年公開作
久しぶりに見ました。
殺人予知が可能になった近未来の話
面白い設定です。
序盤でコリンファレルが、
「法を犯す前の人を逮捕するのは人権的に問題ではないか」
そして、「その未来を未然に防ぐのはパラドックスだ」と言う。
すごくファシズムが漂う、『疑わしきは罰せよ』制度。
法に触れてない人は逮捕される?
そして、殺人予知では殺されるのに、未然に防げてしまう矛盾。
未来予知は間違ってるのでは?
テーマが重く、頭が混乱する深い映画でした。
最後の家の中でアガサ・アーサー・ダシールが3人揃って本を読んでるのはどうしてだろう?