「人生に起こることは何でも楽しまな!」
"上機嫌に生きる"
私の人生のモットーだ。
上機嫌に生きるには、この映画の言葉のように「起きることは何でも楽しむ」姿勢が不可欠なのだ。
そのことを失敗を重ねる中で学んできた。
この映画で改めて教えられた気がする。
一見不幸に思えることも捉え方次第なのだ。
物事をポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるか。
心を頑なに閉ざすか、苦しくても開いていくか。
もちろんそんな単純なことではなく、うまくいかないことも多いのであるが。
人生をネガティヴに捉え、心を閉ざしていた優子(江口のりこ)。
優子の閉じた"尼ロック"の扉ような心が開かれていく物語。
開けてくれたのは他でもない父(笑福亭鶴瓶)であり、父の再婚相手早希(中条あやみ)、古くからの友人(駿河太郎)、プロポーズしてくれる男性(中林大樹)だ。
尼ロックの扉が開かれるように、優子の心は全てを受け入れ、広い海に通じていくのだった。
尼崎を舞台にした人情喜劇。
たっぷり笑って、たっぷり泣かせてもろたで。
スッキリ上機嫌で劇場をあとにしたで。
(なんか無理ある関西弁風)
余談
松尾諭からの鶴瓶
違和感なさ過ぎて納得しかなかった。
中村ゆりは相変わらずお美しかった。
これまた地域で1館だけの上映。
意外な観客の多さにびっくり。
もっと上映館を増やして多くの人に観てもらいたいTHE邦画です。