ジャパンプレミアにて一足先に鑑賞。
シリーズ第3弾となる本作は、前作でアート・ザ・クラウンが大量惨殺事件を起こしたマイルズ郡を舞台に、クリスマスに起きる新たな恐怖(活躍?w)を描いている。
更にスケールアップしたアートの殺しっぷりに目が釘付け。
ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンが、またもやアートに狙われ追い詰められる。
蘇ったアートはとりあえず警察官を殺害し、かつて死闘を繰り広げたビクトリアを仲間に引き入れ、町へと繰り出し、目についた人々を片っ端に殺害していく。
さらにアートは、殺害した男性が着ていたサンタの服をかっぱらい、意気揚々とショッピングモールへ向かう。
そして、サンタさんになりきり子供達へプレゼントを渡すのだが、プレゼントの中身はなんと爆弾。
爆弾により、子供たちも犠牲となってしまう…。
本作のキーパーソンはビクトリアだ。
かつて彼女はどこにでもいる普通の大学生だったが、妹のタラをアートに惨殺されて以来、狂気に苛まれることに。
そんなビクトリアの狂気がピークに達し、一気にヤバさ全開に到った前作のラストシーン。
このラストでとんでもない姿に変貌したビクトリアが本作の重要な要となる。
ゴア描写はパワーアップしていたが、アートの殺戮が計画的犯行?になりつつあって個人的には微妙だった。
動物をいたぶるシーンが結構あるので、動物虐待描写が苦手な人は観ないほうがいい。
本作の一番の見どころシーンは、なんと言ってもアートの顔芸につきる。
次から次へと万華鏡のようにくるくる変わるアートザ・クラウンの顔、顔、顔!
前作や前々作よりも圧倒的にレベルアップしているので要チェックだ。
そしてシエナ嬢、今回もあんたの勝ち(笑)