2020年の私の日本映画ベストテンで5位に入った『許された子供たち』の内藤瑛亮監督作品だけど、本作は単なるB級ホラーという感じで、ちょっと期待外れだったかな。
初めのうちはミステリアスな雰囲気で、そこそこスリルも感じられたんだけど、惨劇に出くわした時の佐津川愛美のリアクションがいかにも不自然で、ちょっと白けちゃいましたね。
ちーちゃんのキャラクターも、最後までミステリアスなままで、強制入院させられるレベルのサイコパスにしか見えなかったし、そのわりには警察も動かなすぎて、全くリアリティは感じられませんでした。