このレビューはネタバレを含みます
居眠りして終点駅まで来てしまい終電も逃してしまった女性が、様々な出来事に遭遇しなからも歩いて家路へと向かう...というだけなのだけど、なんだか優しい空気に包まれていて見応えあった。
主人公の女性が自分も困ってるのに凍死しそうなホームレスのため救急車呼んだり犬の心配したりと善人なので、こちらも無事に家に着けますようにと願わずにいられない。(ATM残高不足だったり、夜行バス運休になったり、前に家政婦してた家に訪ねても引っ越してたり)
小ちゃいし声可愛いから自然と応援したくなる。
時間外だけどATM使わせてくれる警備員さんだったり、車で送ってくれるコンビニ女性だったりと、手を差し伸べてくれる人の優しさも沁みる。
車内から友人たちといる娘を発見し、降ろしてもらうのだけど、男の子と2人で青春って感じで楽しんでる姿を見て、気持ちとは裏腹に何も言わずに去る母心よ。(物陰から覗くショットが"家政婦は見た"すぎた)
無事にお家に着けてよかった。
ビーチでの笑顔が眩しい娘ちゃんでEND
画面いっぱいに映し出される、みんな平等な扱いのエンドロールも印象的。
2024-164