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プライベートの作品紹介

プライベートのあらすじ

折り紙アーティストを目指すライトは、中学生時代の親友ジョーの世界中からの人気に嫌気が差していた。ライトは認められたい一心でジョーの暗い過去をSNSに投稿し、一躍注目の的となるが…。承認欲求に飢えてしまった男の末路を”ある視点"から描くサスペンス短編映画。

プライベートの監督

プライベートの出演者

原題
Private
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
8分
ジャンル
サスペンスショートフィルム・短編

『プライベート』に投稿された感想・評価

うら

うらの感想・評価

4.6
チャリティー上映会にて鑑賞。

ワンシチュエーションものが大好きな私は、最初から最後まですべての演出に惹き付けられた。
プライベートな空間=トイレの個室だけで終わらず、便器に流すこと、トイレットペーパー、個室の外と中、その空間にあるもの全てに意味があった。映画すべてが比喩の世界でありながら、物足りなさや納得のいかなさみたいなものが無い。
監督自身の経験に裏付けされた、メッセージ性の強い風刺映画。こういう作品を作ることができる人は少ないだろうなと思う。特に日本人では。

めっちゃ面白かったです!Peter Clay監督のこういう作品がもっと観たい。
arch

archの感想・評価

3.1
まずルックが大変好みで、彩度を抑えたシックな映像感がとても良かった。
トイレの個室、そのプライベート空間としての性質は『3-4×10月』だったり、或いはそれ以外の数多の作品で内的で生活的な空間として使われてきた。だが、本作はそこに加えてSNSの空間的な表現の場としても利用している。

これまで生活感の演出に使われてきた"トイレ"という空間が、その一面を廃して抽象性を強め、より内的な空間にしている。それは内心がダイレクトにSNSに直結している現代の危うさにも繋がっているようでもある。この現代だからこそ、SNS空間とない的な心象空間は重なるのだろう。

一度流してしまった"それ"をなかったことには出来ない、かつトイレットペーパー程度(大した価値ない)ということの表現としても上手く機能していた。トイレットペーパーで作るアート作品、そこには自分としては、SNSで消費する為に、つまりは承認欲求を満たす為に"アート"を作っているという示唆があるように感じた。果たしてそこまで考えているのか別として、彼は作品ではなく、最後の最後まであの便器、つまりSNSに向き合ってしかなかった、ということなのかもしれない。
正直、あのラストはなんだか本質から外れて、ジャンル映画的なクリシェに逃げたように思えて、少しガッカリした。それができるだけすごいとは思うのだけど。

全体を通して、高いクオリティーなのは間違いない。面白かった。
今作の監督のPeter Clayです。

賛でも否でも、色々な感想が聞けたら嬉しいです。
あなたのレビューをお待ちしております!


【映画祭情報】

◉Short Shorts Film Festival & Asia 2024 スマートフォン部門入選

◉LIFT-OFF FILMMAKER SESIONS 2023 入選

◉第3回 てのひら映画祭 奨励賞 受賞

◉パルマジャパン国際短編映画祭2024 入選
 ビスタビジョン賞 ノミネート

◉VISION JACK CONTEST 2024 優秀賞受賞
 4/8〜4/14 東京10ヶ所のビジョンで放映決定
(30分に1回ペース)

◉feel 未来応援プロジェクト 福岡市大型LEDビジョン放映(30分に1回ペース・1/9まで2ヶ月間)

◉女優の卵展復興支援チャリティー上映会 入選

◉Smartphone Film Festival 2023 入選

◉にいがたインディーズムービーフェスティバル 入選


【キャスト】
Peter Clay(ライト役)

【スタッフ】
Peter Clay(監督・脚本・編集)
伊藤 海(撮影監督)
髙畑 颯人(照明・録音)
ナンバコウタ(撮影クルー)
須藤 ミカ(サポート・校閲)
中原実優(音楽・劇伴)
Rei(ミキシングエンジニア)

【撮影機材】
iPhone 14

<STORY>
折り紙アーティストを目指すライトは、中学生時代の親友ジョーの世界中からの人気に嫌気が差していた。
ライトは認められたい一心でジョーの暗い過去をSNSに投稿し、一躍注目の的となるが…。
承認欲求に飢えてしまった男の末路を”ある視点"から描くサスペンス短編映画。

<作品概要>
SNSは自分と同世代の活躍を可視化させました。
注目を浴びる他者がいつでも視界に入る状況により「まだ何も成し遂げていない自分」に焦りを覚えてしまう。
多かれ少なかれ誰しも持っている「承認欲求」と、個人のプライベート空間を視覚的に表現するために「トイレの個室」をシチュエーションに作り上げました。