西方と高木さんの物語を今泉流に結実させる見事な大団円。「恋愛映画の旗手」と呼ばれ、一部では拗らせた恋愛を描く監督とも言われた今泉力哉がこのような結末を描くのかと興味深い
とはいえ、中盤二人が生徒との関わり合いの中で垣間見える恋愛に纏わる論説や終盤の長回しは今泉監督らしいもので、監督のファンならうれしくなる事間違いなし
スクリーン全体に「永野芽郁マジック」としか言いようのないような魔法がかかっていて、何が起きても許されるし、それだけできっと原作・アニメ未見でも楽しめる。永野芽郁、今さらながら素晴らしい女優だ…