りょうすけ

テルマ&ルイーズ 4Kのりょうすけのネタバレレビュー・内容・結末

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

「テルマ&ルイーズ 4K(2K)」

親友テルマとルイーズが車で旅行に行こうとした矢先、テルマをバーの駐車場でレイプしようとしてきた男をルイーズが射殺。一つの罪がどんどん積み重なっていくうちに後に引けない状況になってしまうが、2人の仲はより強くなっていく。
リドスコ映画の個人的イメージとはかけ離れた作品で、今まで観てこなかったが、初見を劇場で堪能できたことは貴重な経験だったかもしれない。スーザン・サランドンとジーナ・デイヴィスが物語が進むにつれてどんどん悪になっていく様は観ていて爽快だし、珍しく善人だったハーヴェイ・カイテルもまた良い。若い頃のまだ清潔感があったブラピも悪役だけどセクシーで魅力的だった。誰1人キャスティングに文句がないキャスティングに恵まれた作品だと思う。
ロードムービーが苦手なので途中、気が緩んでしまったが、ラストにかけての展開は怒涛。シネマテークでタンクローリーが大爆発するような映画を観れるとは思っていなかったし、1400円+交通費400円かけて観に行った価値があった(会員手帳忘れた)
ミュージカル「RENT」で本作についての言及があるのだが、ラストを観て「なるほどそういうことか」となった。降伏ではなく、一直線に進んだテルマとルイーズの旅の終わりは最高に痺れた。
りょうすけ

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