このレビューはネタバレを含みます
意義は大いにある作品だと思います。
鍔迫り合いの音の迫力もあったですかね。あまりよくわかりませんが。
ただ正直ラスト10分以外全く乗れず。
てか正直苦手なタイプのヤツでしたね。
ラストの為に歯を食いしばって観るにはあまりにしんどい。
その10分にしても真剣による殺陣(実際に真剣かどうかは知らん)は確かに見応えあったんだけど、「創り手讃歌」と言うのなら、寧ろ真剣はアカンやろって話にしないとまずくないですかね。
これ観て映像作品のプロップに関わる人達はどう思うんでしょうか。
かつて勝新「座頭市」ロケにおける真剣死亡事故なんてのもあったし、アレック•ボールドウィンの実銃誤射死亡事故も記憶に新しいところ。演者監督の浪漫を優先して安全性担保を無視する物語決定には疑問符がつく。
時代劇の歴史は別に“真剣を使った殺陣”じゃないでしょ?
部外者がいう事ではないですかね。すみませんね。
そんなことは全て置いといても、園◯温みてぇななりしたハリウッドからお声が掛かる程の監督とやらに泡吹いた。どこのハリウッドから声掛かんの?あんなやつに。
追記
苦手なタイプ=苦手な演技指導、演技演出。つまり和モノコメディが苦手って事なんだなぁって改めて認識。なんか損してる気がするな。
追記2
同じ裏方讃歌「フォール•ガイ」と比較しても良い。あっちはマジで安全性をクソ程担保しつつ、いただからこそ真のアクションが撮れるってのを観せてくれた訳だ。