劇場内で随時笑いが起こり、劇場を去るときの皆さんの笑顔がこの作品のレビューそのものだと思った。
確かにつながり悪いところや、おっとっと!となるシーンもあったけど…
そんなのどうでもええやん。見知らぬ人と同じもの観て爆笑できるって凄いこと。
これぞ映画の原点のひとつやん。
楽しかった!
山口馬木也さん、「剣客商売」で観てからお久しぶりでしたがよい殺陣でした。
そして、あのエンドロール!ひとりで何役してるの!?みんな頑張ったねぇ。
「よい日の本になったな…」だっけ、沁みたわ。あの時代の侍にとって明日などあればラッキーぐらいの生死観だったろうに、切られ役は毎日毎日切られては蘇る。明日があるんだよね。「今ではない」って言えることは、ホントはすっごい幸せよね。まだその先があるんだから。
ひねりない脚本かもしれないけど、ちゃんと時代劇への愛と生命賛歌を感じることが出来ました。
こまけぇことはいいんだよ!!
6-10