『クラメルカガリ』初日＆公開記念舞台挨拶
ともかく「絵」がすごい！ 大正時代のパラレルワールドみたいな和テイストのスチームパンク。すごい好み❤️
オープニングから、一瞬で切り替わるのに、ひとつひとつの背景の描き込みも編集もすごい！
常に霞がかかったようなエフェクトも、このクラガリの世界を表現するこだわりの演出だ。
地下に縦横無尽に廃坑跡が通っている町「箱庭」。
その地下世界の地図を作っている主人公カガリとユウヤ。「箱庭」社会の裏まで知ってそうな情報屋の「伊勢屋」。訳ありの過去があるけれど頼りになる男「栄和島」などなど、
それぞれキャラクターが立っていて魅力的！
上映後の舞台挨拶では、主演でカガリ役の佐倉綾音さんや大塚剛央さんなど、豪華声優陣がずらっと。声優さんって、俳優さんと違って、みんな喋りが上手いからトークがおもしろい！
それから、声優さんたちのはじっこにいたおもしろいファッションの人誰だ(？)って思ったら、監督の塚原重義だった。
本作で感じたことは、何よりアニメーション作家としての塚原監督の際立った個性だ。「絵」を見ただけで「好きだ」って言えちゃう抜群のオリジナリティ。唸るほどの作り込み。
引き込まれた。
