内容云々の前にタイトルだっさ。
ここまでダサいタイトルは逆に目を惹かれました。
キモストーカーだった浦野がレクター博士にイメチェンしたかと思ったら今作では人間の剥製が欲しいとか機械伯爵みたいなことを突然言い始めた今作。
こんなにキャラがブレブレなサイコ殺人鬼も珍しいのですがこれが浦野の特徴というか脚本の一貫性の無さと言いますか今作の中だけでも浦野キャラがブレまくります。
あの白髪何やったん?
ストーリーもかなり酷いです。
サスペンス的な演出が悉くツボを外していますし全然いらないシーンが多すぎます。
あと邦画あるあるなハッカーの超拡大過大評価とサイコパス演技に割と辟易としました。
でも今作は別に嫌いでは無かったですね。
前2作よりは楽しんでみられました。
中田秀夫作品に対して一ミリも期待しなくなっていたので逆に温かい目で見られました。
そして退屈なシーンでウトウトし始めた僕を常にスクリーンに引き戻してくれたのがクォン・ウンビです。
とにかくエロかわいい。
ウトウト→キスシーン→ウトウト→ピッタリニット→ウトウト→緊縛シーン→ウトウト→お風呂シーンと2時間この映画から目を離せなかったのはクォン・ウンビのおかげです。
そらこんなかわいい子に言い寄られたら天才ハッカーサイコパス殺人鬼の浦野もころっといきますよ。
というか浦野チョロすぎん?
ハニトラにめちゃハマるやん。
高石あかりの使い方がめちゃもったいないです。
登場した瞬間に田中圭の首がへし折られるのかと思いました。
朝ドラの主演に抜擢され大飛躍しそうな高石あかりをこんな適当に使えるのももう最後でしょうね。
なんか全然話やキャラを覚えてなかったのですが成田凌ってこんな感じでしたっけ?
途中からずっと劇団ひとりに見えていました。
それに釣られてか千葉雄大が野田クリスタルに見え始め最後の方はずっとコントに見えてきてしまいました。
だからエンディングは好きなんですよ。エンディングは好きなんですけど、あいつのアレの出来がアレだから………
ずっと「笑ってはいけない」で劇団ひとりがこちらを笑かしにかかっているようにしか見えなくて困ってしまいました。