野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子というTBSの最強タッグに心躍り、公開を心待ちにし、期待値が膨らみ過ぎて逆に不安になっていた(笑)
結果、いつものこのスタッフによる、いつもの疾走感とキャラ造詣の深さ、引き込まれるストーリー運び、そして爽快感に入り混じる切なさという、最高傑作をまた見ることができた。感涙。
『MIU404』と『アンナチュラル』のメンバーがそれぞれの場所で今も働いているのは嬉しいスピンオフ。
それより本筋の展開の素晴らしさよ。
あまり語るとネタバレになっちゃうので、公開から6日の間ネタバレにドキドキしていた身としては、もう控えようと思ってしまうのだった。
巨大な企業の仕事には下請けがあり、そのまた下に下請けがあり、誰もが誠実に仕事をしつつ上からの圧に耐えなくてはならない。
この構図、現代ではマシになったような気がしていたけれど、やはり変わらない部分はあるのだなと思い知らされる。
働く人たちが満遍なく報われる世界になってほしい。みんな幸せに働きたいよね。
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しかし、私のTwitter(X)TLの人たちは、よく頑張ってキャストネタバレを抑えていること……。さすがだわ。
そして、この映画は1本の映画として最高に好きだけれど、私はやはりこれを連ドラで見たいな、と思ったのだった。「あの人が犯人なんでしょ」「えっ!」「●●くん!!!(´;ω;`)」とか言いながら3か月間見たい(笑)
次作も楽しみにしてます。