くう

シビル・ウォー アメリカ最後の日のくうのレビュー・感想・評価

4.6
もちろん架空の戦争なわけだが、リアルな戦場がそこにあった。怖かった。

主人公たちは報道の人間なので立場的には中立なわけだが、ただ「殺したい」人間たちに命を脅かされる。


『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』を観た時、これからの戦争はこんなにピンポイントに攻撃できるんだ。わさわさ戦場に行かなくても良いんだ。と思ったもんだけれど、現実に今、ウクライナでもイスラエルでも大規模な爆撃の元多くの民間人が血を流している。


血を流さない戦争はないし、虐殺にならない戦争はないし、戦争が起きれば私たちはいつでも巻き込まれる。


殺し合っている方も何かにとりつかれているような怖さがある中、撮る方も次第に様相を変えていく。


最後まで恐怖と驚きの連続で、目が離せなかった。

戦場を体験する1本。
くう

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