おしぼり

シビル・ウォー アメリカ最後の日のおしぼりのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『夢を見続けよう』
内戦状態になったアメリカでのジャーナリストの姿を描いた話で、私達の道の先にある『if』の話でもある本作。

この作品は『争う人』『見て見ぬフリをする人』『ジャーナリスト』の3種類の人間で描かれおり。争いの原因を描かないことにより『善』と『悪』のカテゴライズを伏せている。
その中で確かな存在として『中立』である『ジャーナリスト』を物語の中心に置くことにより『何故』争うのかという疑問に導くプロットとなっている。

では、『何故』争うのだろうか?
大なり小なり争いの絶えないこの世界で何が原因で人々は争うのだろうか?
貧富の差?出自の違い?人種の違い?
思想の違い?宗教の違い?
はたまた、争いは人間の本能なのだろうか?
この『何故』は人間史において永遠の疑問なのかもしれない。
そして、その『何故』が潰えた時その日こそが『終末の日』なのだろう。

不安やったけどリアリティやりつつもちゃんとエンタメやってる傑作でした😆✨✨不満があるとするならIMAXで見んかったことやな😑
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