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シビル・ウォー アメリカ最後の日のAPのレビュー・感想・評価

4.3
評判の良さに背中を押され、ジョーカーよりもこちらを優先して鑑賞。こういう映画が観たかった。緊張感があるけどどこか緩い。政治色弱めなのもめっちゃ好み。

まずひとつの発見というか、今まで考えたこともなかったけど、戦場カメラマンや記者が存在する意味にすごく胸を打たれた。「祖国で同じことが起きてほしくないからこの事実を伝えないといけない」なんて並のメンタルじゃ無理。

その後に唐突な銃声。映画館で飛び跳ねた自分が戦場に行けるわけないと悟った瞬間でした。絶対に無理。あの銃声聞くだけで身体が動かんようになる。現場じゃ2秒ともたん。

後に経験を重ねて「命の躍動を感じた」とかいうセリフが出てくるから???です。

そして最も共感したというか、妙なリアルさを感じたスルースキルの高い人々。地方で農業、内戦は見ないフリ、関わらないようにしている、正直自分も絶対そっち側の人間だった。

そして伝説、ジェシー・プレモンス。このシーンが気になってたから観に行ったまである。ビビり散らかした。衝撃やった。ここまで恐ろしいと思ってなかった。ほんまに怖い。会話ができているようでできていないというか、常に赤グラサンのペースで話が進んでいる感じも無理。あまりにも素晴らしすぎた。
https://x.com/civilwar_jp/status/1852304586536894568?s=46&t=8NmBVxwCHZ73OGPcLNCQyg

そんでケイリー・スピーニーはほんまに出身がミズーリやった。

あの衝撃からの森林火災のシーン、メイキングが良い。
https://x.com/civilwar_jp/status/1849767870991069409?s=46&t=8NmBVxwCHZ73OGPcLNCQyg

全体通してワグネル・モウラの演技もよかったし、クライマックスの没入感もすごい。気づいたらエンドロールを迎えて満足感でいっぱいでした。
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