2024年映画館鑑賞映画80本目
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
グランドシネマサンシャイン池袋。
10月29日鑑賞。
10月10日に今年79本目に鑑賞した映画『ヒットマン』を観に行った日の夜に人生初の新型コロナに罹患していまいまして…😭
感染前の体調に戻るのに2週間くらい時間を費やしてしまい…😱A24史上最大の制作費かつ今話題の問題作である本作を観るのを本当にめちゃくちゃ楽しみにしていて、『ヒットマン』観たあと次はいよいよこの映画が観られる!と意気込んでいた自分にとっては本当に痛恨でしたが😭、それを乗り越えようやく無事に鑑賞する事が出来ました…人生初コロナ感染療養後初めて映画館で鑑賞した映画、という意味でも個人的には忘れられない映画になるかもしれないです笑
鑑賞したシアターのフォーマットはIMAXレーザーGT。
意図してIMAXレーザーGTを選択したわけではなく、仕事の前に観られる朝イチの時間に上映している映画館を選んだ結果そうなりました😅
お客さんは朝8:10からという時間帯の影響もあってか、あのドデカいシアターで恐らく5人くらい。10人は居なかったと思います🧐公開からだいぶ時間が経っているのでこのくらいの数なのは妥当かなと思いました。平日ですし笑
お馴染みTBSラジオ『こねくと』の映画評論家、町山智浩さんの映画紹介コーナーを始めとして、本作の噂は事前に散々聞いていましたが、この映画は確かにまず音が物凄い衝撃ですね…ドルビーシネマで観たらもっとヤバそう…とすぐに思いました笑
キャストで言うと、古くは個人的に大好きな映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の少女役が強く記憶に残る、またサム・ライミ版スパイダーマンシリーズのMJ役でお馴染みの、個人的にはラース・フォン・トリアー監督の『メランコリア』の記憶も未だ鮮烈なキルスティン・ダンストが本作の主人公のひとりで、経験豊富な報道写真家の役でしたが、年齢を重ねたこともあるのか分かりませんが、それまでのイメージとは全く違う精悍さを感じる顔立ちで、佇まいや表情も含めてめちゃくちゃカッコ良かったです✨
個人的には彼女をスクリーンで久々に観た気がしますが、キャリアを重ねて素晴らしい役者さんになったなと思いました。話が少し逸れますが是非トビー・マグワイアと共にサム・ライミ監督でライミ版スパイダーマン4を撮って欲しいなと改めて思いました笑
対するもうひとりの新米報道写真家役で、主演した『エイリアン・ロムルス』での鮮烈な印象も記憶に新しいケイリー・スピーニーは、この映画でもキルスティン・ダンストに全く引けを取らない存在感を放っていて、映画鑑賞後しばらく時間が経過しましたが未だに絵に描きたくなるくらい強く印象に残っています✨
ベテランジャーナリスト、サミー役の俳優さん、何かのSF映画…スター・ウォーズかな?で観たことあるな…と思ったのですが、あ!DUNEに出てたアトレイデス家の人間コンピューターのひとだ!と程なく気が付きました笑 本作ではDUNEよりも何倍も重要な役どころでとても良かったです。
ペドロ・パスカルじゃないけど顔の系統はめちゃくちゃ似てるな〜と観ながら思っていたリーの相棒役の俳優さんはヴァグネル・モウラという方でした。初めて見た俳優さんですが『ナルコス』に出演されてるんですね。(ナルコス未見です)調べたらこの方『エリジウム』と『グレイマン』にも出てるんですね…そちらは両方観てるのに全く覚えてない…笑
そして本作の白眉と言って差し支えない、この映画で屈指の強烈な印象を残す赤いサングラスの迷彩服を来た狂人、ジェシー・プレモンスですが、そのシーンは噂に違わぬ緊張感のあるシーンで本当に強烈でした…!
キルスティン・ダンストと実生活ではパートナー同士だとはとても思えない感じで恐ろしかったです…そしてこんな強烈なインパクトのあるキャラクターを演じていながらノンクレジットだったのにも衝撃を受けました…なんで?笑
事前にザックリした内容は知っていたものの、TBSラジオ『アトロク2』ムービーウォッチメンで宇多丸さんが言及していた通り、今現在アメリカでリアルに起こっている事がイスラエル問題も含めてシャレになっていない事ばかりなので、これは全然笑えないなと思いながら観てました。同時に日本の作り手はこういう志のある映画を作れる人は居なそう…という別の意味でちょっと暗澹たる気持ちにもなりました笑
基本的にはハードな展開が続く本作ですが、その中でも極限の緊張状態にも関わらず、リーが道端に咲く花をつい眺めたり思わずうたた寝しまうような描写にハッとさせられたりして印象的でした。
噂に違わぬ面白さでした!機会があれば次はドルビーシネマで観たいですね〜。
※2024年11月4日追記
2024年映画館鑑賞映画83本目
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
ユナイテッド・シネマとしまえん。
10月31日鑑賞。
ひょんなことからお誘いを受けて夜帯の時間に観に行くことになりまして笑、思いがけず通算2度目の鑑賞となりました。夜帯とは言え睡眠不足の影響はまだ残っていたため、フォリ・ア・ドゥ鑑賞時ほどではありませんでしたが何度か意識が飛んでしまいました💧
ただ初見時は全く寝落ちせず全編観られているのでそれほど悪影響はありませんでした笑
2回目観て気付いたことがいくつかあって、まず中盤に酷いことになる2名のアジア人ジャーナリストが冒頭から居た事に気付きました。初見時は全く分かりませんでした笑
もうひとつは火災に見舞われた森の間の道を車で走っていくシーン。火の粉がまるでホタルのように煌めいていて、凄惨な出来事が起きたあとでしたが、とても幻想的なシーンだなと思いました。二度目でようやくメガネの女性ジャーナリストがソノヤ・ミズノさんだと気が付きました笑
やっぱり凄い映画でした!