2024年映画館鑑賞映画８７本目
『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』
ユナイテッド・シネマとしまえん。
11月26日鑑賞。
それまで一度も一作目を観たことが無かったのですが、本作公開前のタイミングでリバイバル上映されていたので、せっかくのチャンスなので『ビートルジュース』鑑賞時と同様、今回も映画館で二作をセットで観ようと思っていたのですが多忙につきそれが叶わず…😭
しかしながらその後本作が一作目と完全に地続きな映画である事を知り、もともと何かしらで予習しておくつもりでしたが、スキマ時間を使ってU-NEXTで何とか細切れに少しずつ鑑賞しました笑
一作目は面白かったのですが、今の目で見ると特にロングショットや俯瞰など街並み全体を映すようなカットなどは当時を再現するビジュアルが「若干良く出来たゲーム画面」みたいなクオリティなのは否めないな…と感じました😅
それを踏まえて2000年当時から格段にVFXの技術レベルが上がった24年後の今年リリースされた本作を鑑賞すると、ビジュアルのクオリティは一作目とは比較にならないほど凄まじく、これぞ映画館の巨大なスクリーンで観るべき映画だ！と心底思える出来栄えに舌を巻くと共に、この映画を映画館で鑑賞出来ることの至福を心から味わいました✨
美術の素晴らしさは言うに及ばずですが、衣装も人々の数も格段にスケールアップしていて本当に凄かったです。
そうそう！メインタイトルの出方もめちゃくちゃカッコよかった✨スペルのＩがああなってうおー！！！！！ってなりました(語彙力)笑
全てにおいて一作目を凌駕する増し増しサービス満載映画なのもとても良かったです！長尺の映画なのに全く飽きさせない。
昼夜逆転がまだ治っておらず３時間くらいしか睡眠取れなかったのですが、一度も意識が飛ばずに全て観られました笑
あとグロさも一作目を凌駕していたと思います😂この時代に生まれなくて良かったと思いました…
主人公のルシアス役のポール・メスカルは『アフター・サン』で初めて存在を知ったのですが、その映画では本当に精神的な問題を抱える人物にしか見えなくて観てる方も不安になる感じだったのですが、ルシアスを見たら全く違うんだと分かって安心しました笑
今更ですが役者さんって凄いですね…笑
他方で『GOT』オベリン・マーテル役や『マンダロリアン』ディン・ジャリン役でお馴染みのペドロ・パスカルも渋みを増したアカシウス将軍役がめちゃくちゃカッコよく、普通に今作のヴィランなのかと思っていたら全然そんなことは無く、複雑なキャラクターを好演していて流石過ぎました✨
リドリー・スコット監督はポール・メスカルを「リチャード・ハリスと若い頃のアルバート・フィニーを掛け合わせたような俳優」だと称したそうですが、確かにリチャード・ハリスの面影を感じるような顔立ちをしているなと感じることが何度もありましたね…顔立ちという意味でラッセル・クロウみはほとんど感じませんでしたが笑
あとは『ストレンジャー・シングス』シーズン４で登場する、個人的に大好きなキャラクターであるヘル・ファイア・クラブのリーダー、エディ・マンソン役でブレイクしたジョセフ・クィンが共同皇帝のゲタを演じていたのも個人的には嬉しかったですね…✨
余談ですが本作のアカシウス将軍とゲタ皇帝、今度のMCU版ファンタスティック・フォー４人のうちの２人なんですよね…確かミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズとヒューマン・トーチことジョニー・ストームだったはず…こちらも今から楽しみです笑
リドリー監督とは『アメリカン・ギャングスター』でもタッグを組んでいたデンゼル・ワシントンが狡猾な策士の男をいぶし銀全開で演じていて、こちらも流石の存在感でした…でもやっぱりどこかロバート・マッコールさんが頭をよぎってしまい、最終盤のシーンではよからぬことが頭から離れませんでした笑
コロセウムのシーンではさすがにこれは現実離れし過ぎ！って思った海戦シーンも、エンタメとして割り切って観れば最高✨という感じでめちゃくちゃ楽しめたので、その辺りの細かい事は考えないのが吉だなと思いました笑
他にも色々ムネアツなシーンがあったりしましたがネタバレになるのでこの辺にしておきます…😂
総じてめちゃくちゃ面白かったです！！
出来れば吹替版でもう一度観たいところ…です！！
あれもこれも書きたい！と思って書いたら信じられないほど長文になっちゃいました…すみません💦
