ぺっこりーの

リトル・ダンサー デジタルリマスター版のぺっこりーののレビュー・感想・評価

3.5
2024年映画館鑑賞映画81本目

『リトルダンサー デジタルリマスター版』

恵比寿ガーデンシネマ。
10月30日鑑賞。

ヘイデン・クリステンセン主演のサイキックSF映画『ジャンパー』に登場するもうひとりのジャンパーで、かつ少し偏屈な性格のキャラクターなのも相まって個人的に強烈な印象を残し、同時にその存在を知ったジェイミー・ベルが、少年時代に主演していた映画ということを後に知り、以来気になっていた映画だったのですが、なかなか観る機会が無く今日に至っていたそんな折に、普段仕事中によく聴くTBSラジオでミュージカル『ビリー・エリオット』のCMがガンガン流れ出して、あ、これ『リトル・ダンサー』だ…と、忘れかけていた記憶が再び甦り、意識し始めたタイミングでデジタルリマスター版が上映される事を知り、これはこのタイミングで観ない選択肢はないでしょと思って遂に鑑賞する事が出来ました笑

ストーリーに関しては概ね予想していた通りだったのですが、セクシャルマイノリティの友達が登場するなど、2000年公開の映画としては踏み込んだ内容だったのは良いなと思いました。一番驚いたのは終盤というかラストシーンです…これは予想出来なかった…よくある結末と言えばそうなんですが笑

少年ビリーのひたむきな瑞々しさが光る良作でした。息子の行動に最初は理解を示さず対立するが、あることをキッカケに…的な話はある種王道ではありますが、それでもやっぱり胸に来るものがありますね。
恩師の女性講師もお兄さんも良かったです。このタイミングを逃さず映画館の大きなスクリーンで観られて良かった…面白かったです✨