え、上映中の映画がアマプラ見放題にもう?なんで?
というわけで、ありがたく拝見しますと。
持続する緊迫感で、画面から目が離せない。憂い顔のキルスティン・ダンストがハマっている。
内乱状態のアメリカ国内を突破していくという設定は、先日の「ザ・ドメスティックス」と一緒。あ!その作品で謎の女スナイパーを演じて強い印象を残したソノヤ・ミズノさんが、今作にも出ています。今回は一瞬の出演で、ただのアパレル店員の役ですが。
しかし今作…、僕はやっぱり、どうもエンタメとして楽しんでしまうことはできませんでした。監督の来日時のインタビューでは、今作の内容は「半分は、世界中で今起きているリアル」であるとされていて、さらに他の言動からしても政治的信条が込められていることは明らか。大マジなのです。そうなるとなあ。考えさせられる映画ってあるけど、政治のこととなると…、パーソナルなテーマにとどまらないから迂闊に物が言えねー。