監督ジェシー・アイゼンバーグ…近しい人間関係のモヤモヤを描かせたら最強なのかもしれません
前作「僕らの世界が交わるまで」では母親との関係性で、かなり限定的なところ狙い撃ちでしたが
今回は従兄弟
親友や友人などの他の間柄にも置き換えて捉えやすい関係性
好きなんだけど、イライラもするし、心配なんだけど、振り回さないでくれだし、騒ぎ立ててほしくはないけど、楽しませてもらったり羨ましかったりだし
…そう、私は完全にジェシー・アイゼンバーグ演じるデヴィッド気質で、ベンジーにヤキモキするわけです
気心知れてても波長は合わないこともあるし、噛み合わないようでも納まりが良かったりもするし
そんな人間関係の魅力と煩わしさ
でもだから楽しかったりする
人付き合いって思い通りに事が進むと
実はそれほど楽しくなかったりする
と終始デヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)にシンクロな私は、ベンジーにシンクロしちゃう人目線での感想がすごく気になるのです
…人付き合いを面倒だと常々思っているのに、価値観の相容れない他者について知りたいと思ってしまう…なんと私は不便な生き物なのか
旅の終わりに仲間と別れて1人になった時の寂しさが苦手…
ラストでreal painってタイトルが、冒頭の左から右に変わってた事ですごく不安が残ります…
ベンジー大丈夫だよね?
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劇場名 :109シネマズ二子玉川
上映日 :2025/02/01(土)
上映時間:13:55 ~ 15:35
上映劇場:シアター5
上映作品:リアル・ペイン~心の旅~[字幕]
座席 :F -11