終盤の屋上でのシーンと別れ際の空港でのシーンがとてもよかった。
そしてどうにもならなそうな、なんならあのあとやはり同じ選択をしてしまいそうなベンジーの表情が……とてもいい演技だった……そら助演男優賞…
映画は、性格も人生観もまったく異なるいとこ同士、デヴィッドとベンジーの再会と旅路を描いている。彼らは亡き祖母をしのぶため、ポーランドをめぐる家族ツアーに参加するが、旅の途中で封印されていた家族の過去…
>>続きを読むニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)は、疎遠だった従兄弟のベンジー(キーラン・カルキン)とともにポーランドの歴史ツアーに参加し、亡くなった祖母の旧家を訪ねることになる。…
>>続きを読む個人的には結構難しかったかも。
特にベンジーが不安定で。
色々あったのかもしれないけど、周りの空気を乱すのは違うような気もする。
お互いに人間として気になる存在で、ラストは何となく良い方向に持…
デヴィッドとベンジー
相反するようで上手く調和しお互いを補い合っている2人のキャラクターが愛おしい。
世界の悲しみや人の痛みに深いつながりを感じるベンジーを見て、忘れかけていた感情が底から湧き上が…
変な2人に見えつつ、どこかリアリティのある人物造形が見事な作品でした。会話を聞いてるだけでちょっと笑える感じとか、若者独特の雰囲気が良いですね。
アウシュビッツを見れば何か変わるのかもしれないという…
強い魅力がある人って、夏の太陽みたいだよね。熱してしまうほどに周りを照らす眩しさに目が行きがちだけど、その分闇も深かったりする。
わかり合いきれないけど、お互いが大好きな2人の関係を愛おしく思った…
結構心温まるストーリーなんだけど、何か辛いものがある。この感情を表す言葉は持ってないな。難しい。
私の感性としてはデヴィットに近い。ベンジーに強い憧れを抱く気持ちもわかるし、でもベンジーになりたくな…
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