クルド人ラッパーの波瀾万丈な半生。
この方実在のラッパーらしいのですが、その半生は凄まじい。
音楽の才能は、音楽家であった父親から引き継いだのだとしても、音楽に打ち込むシーンはあまりなく、暴力に麻薬、泥棒など、とにかく悪事に溢れている。危ない方々との付き合いもあり、よく生きながらえているなぁ〜という感じ^^;
まあ、ここまで悪い事してるのに、どこか憎めないんですよねーそこが彼の魅力ですかね。波瀾万丈な生身の人生が、ラップという音楽のエンジンになってる感じがします。
そして、あの逞しいお母ちゃんの存在!
映画も、犯罪ノワールな世界なのに、どこかユーモアな雰囲気もあり、ラップ音楽とともに展開も目まぐるしいスピード感もあって楽しめました。