思ったよりも怖くなかった。
でも別につまらないとかではなかった。
チェ・ミンシク、年取ったな。『オールド・ボーイ』が20年くらい前だもんね、そりゃそうか。渋くてかっこいいし、相変わらず演技は上手いけどね。
あと、『梟』の王様役の岡野陽一が出てたな。すでに売れてるんだろうけど、これからどんどん出演作が増えそうな俳優な気がするわ。
唯一めっちゃ怖かったのは電話のシーン。あれ、『来る』でもあったけど、やっぱりめちゃくちゃ怖いよな…。何を信じて良いかわからない恐怖感って凄まじい。
何か結局一番悪い幽霊?お化け?鬼?みたいなのが日本の侍(武士か?)で、とても悪いヤツみたいに描かれていたんだけど、何かぼんやりと監督は反日感情があるのかなあと感じた。別にあってもなくてもどっちでも良いんだけど。
とにかく日本語ってシリアスな韓国ホラーで急に出てくると冷めるな。本当にネイティブレベルじゃないと違和感しかないからやめたほうが良いと思う。何か一気に没入感が損なわれるというか、映画作品自体から気持ちが離れて集中できなくなる。まあそれは俺が日本人だから下手くそな日本語聞いて気持ち悪く感じるってだけなんだけど、それでも何だかなあ…。
色々と惜しい映画でした。