tomharak

ポップスが最高に輝いた夜のtomharakのレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
3.9
これだけの面子を一堂に集められる日はこの日しかないと踏んでからの冷や冷やの段取り、
集まったはいいが録音思うように進まなかったりツアー直後に来てくたくたの奴だったり、酒飲みすぎてたりの奴もいたりでみんなイラつきの高まり、
そんななかでライオネルリッチーの仕切り力、このあつまりのムードに最初っから馴染めずずっと居た堪れないボブディラン(そもそもああいう感じで歌い上げるタイプのヴォーカリストでもない)、なんかずっとマイクに変なノイズが入ってるって思ったらシンディローパーが首にいっぱいつけすぎてるジャラジャラのせいだった、絶対来ないプリンス(やっぱディランとこの人は別次元)、などなどギリギリの状況の中でのトップアーティストたちのふるまいがすごくリアルでとてもたのしいドキュメントでした。

※あとマイケルんちの蛇
tomharak

tomharak