ちょりちょん

サンザシの樹の下でのちょりちょんのネタバレレビュー・内容・結末

サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

少年の君、ソウルメイトでチョウ・ドンユイのファンになったので。
あとタイトルが美しいから観てみました。
アマプラ終わりかけに滑り込み。

途中、文章で説明があるのが小説みたい。

今よりも政府に色んなことが制限されていた時代の中国。
静秋のお父さんが労働改造所送りになったっていうのが、よくわからなくて調べたら思想が違う政府に反逆したから無償で働かされる刑務所みたいなところなんだね。

ソンくんが真面目で一途で、歯が真っ白で、速水もこみちと加藤清史郎に似てて、爽やか。
側で見守ってて尽くしてくれる男子。 
静秋が素足でセメント混ぜさせられて怪我したら長靴買ってくれて、
お母さんに必要な氷砂糖を持ってきてくれて。

二人で並んで手を繋いで歩くことも許されなくて、
こっそり隠れてピュアなデートをする姿にキュンとした。

「最近疲れやすいんだ」「血が多いと言われた」
ああ、フラグだ…。
(ここのレビューにあって知ったのが地質調査でソンは被爆していたってこと。
だからお給料が高かったんだね。)

一緒にいてもソンが近くに来たら照れて顔も見られない静秋の演技がうまくてピュアに見えてむずキュン。
添い寝シーンの映像の撮り方、音楽がよくて美しい。
川越しのエアハグのふたりにきゅん。

知識がないから友達の妊娠の話を聞いて、自分も妊娠するかも!って、怖くなって
ソンは私の体目的だったんだ!(添い寝しただけ)って怒って洗面器にノリを塗ってぷんぷん。

数年後…
ソンの変わり果てた姿よ…。
やりすぎじゃない?ってくらいひどい病人の姿。。

そして天上にはふたりで撮ったツーショットで号泣(;_;)(;_;)

静秋、国の方針が変わって国外に留学できてよかったね。
ソンはサンザシの木の下に眠ってるんだね…。
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