随分前にクリップしていたけど、実はそのコトすら忘れていた「告白 コンフェッション」を初鑑賞してみた。監督は山下敦弘。監督作品は何を観ていたっけ。それとなく振り返ってみよう。
えっと「リンダ リンダ リンダ」「もらとりあむタマ子」「味園ユニバース」「オーバー・フェンス」「ハード・コア」「カラオケ行こ!」ぐらいかな。「天然コケッコー」と「苦役列車」も観たような気もするが全く覚えてないや。
ちなみに監督作品では「リンダ リンダ リンダ」が一番好き。次点は「カラオケ行こ!」と「オーバー・フェンス」かな。かねてから興味のあった「リアリズムの宿」と言う作品は未だに観れていない。ふぬぬ、前にも何処かのレビューで言った台詞やけど。
さてと、相も変わらず内容については何も知らない。雪山が舞台なのか…なんて、めっちゃ何となくの軽い気分で観ていた。本作の存在を忘れているぐらいなので、実はジャンルも良く分かってはいないのだ。
それは、割りと何時ものコトやけどね。単なる雪山の遭難を描いたドラマ的な作品やと思っていた。だけど、きっちりサスペンスホラーやったのね。思いのほか狂気染みたモノを感じる。
だけど、なんだこれ。めっちゃ、短いやん。普通の尺ぐらいの映画やと思っていたけど、あっさり終わってしまう印象。とまぁ、少ないキャストで紆余曲折はあったけど。知らへんコトが功を奏したのか、割りと引き込まれてしまうのだ。
メインの二人には、生田斗真とヤン・イクチュン。ふぅん、何だか意外な組み合わせやんね。二人とも鬼気迫る雰囲気は出ていたとは感じる。まぁまぁ、狭いテーマでのお話やからね。コンパクトにはまとまってはいたかな。
少しググると福本伸行原作の漫画が下敷きになっているのか。原作の漫画は読んだことはないけども、おそらく漫画の方がオモロイような気がしてならない今日この頃。