「トゥルーマン・ショー」を再鑑賞してみた。1998年の作品。当時に1度だけ観た。そして、今回が2回目かな。ピーター・ウィアー監督の作品。脚本はアンドリュー・ニコルと言うのは何となく覚えてはいたのだ。
主演はジム・キャリー。シリアスな演技を魅せるのは本作が初めてかな。「マスク」以降でシリアス系って、他にあったっけ。う~ん、あんまし思い出せないが多分、合っていると思う適当な情報。
そういや、コメディ映画のハイテンションから一転…派手さを抑えた演技でも大いに引き寄せられた記憶が甦る。後の「エターナル・サンシャイン」はかなり好きな作品でもある。
さてと、全てがテレビ放送と言う世界観。いや、スケールでか過ぎやん。まぁ、ある意味でやけど。ってか、島…丸ごとやし。そんな、ありえへん発想からくる物語ってのが、今考えても斬新なアイデアだ。
だけど、一番驚いたのは、思いのほか細部まで覚えていた自分に対しての驚き。いつもは、再鑑賞の時は割りと忘れているコトが多いのに。と言うよりも、この設定は一度観たら忘れられへんやろうけどね。
キーワードは何だろう。
なんやかんなで、自由かな。
違和感を覚えて悩み出すトゥルーマン。この辺りの描写が、特に引き寄せられた要因かな。だが、踊らされたままでは終わらない。そんな、意地を見せたフィナーレが良い。最後の台詞が更に胸を締め付けられたのだ。