ダミアーン👿✝️
往年の名作ホラーシリーズの新作が続々と公開されるのはホラーマニアとして嬉しい限りです。
周りの評判なんて関係ない！
大好きなオーメンシリーズを劇場でいち早く鑑賞したくて、スキップしながらルンルンの初日鑑賞です。
アメリカでローレンス枢機卿に誘われ、ローマに来たマーガレット。
教会では孤児となった子どもたちのお世話をしており、そのお手伝いをする事になるが女の子しかいない不思議な環境。
その中で隔離された部屋にカルリータという無口で凶暴だという女の子と出会い、不穏な事が次々と起こっていくお話です。
やっぱり題材的に「死霊館のシスター」や「サスペリア」っぽくて「どこか観たことあるなぁ」感が観ていてずっと付き纏ってくる。
マーガレットがローマに来てからの前半は「このエピソード必要なのかなぁ」と思えるような展開や、ちょいちょい人が出てくるだけの無駄に思えるジャンプスケアにちょっとイラつかされました。
しかし、中盤のファイヤー首吊りあたりからは急にアクセルをふかし始めて、想像以上のグロ描写もあります。
後半の面白展開へ繋げるために中盤は話の持っていき方がちょいと強引なんだけど、そこは目を瞑れるレベル。
マーガレットの行動がちょっと？なんだよなぁ。
しっかし、あのモザイクはマイナスポイント。
まだ黒塗りの方が画面暗かったし雰囲気壊れなかったんじゃないかなぁ。
でも俺はこの作品の後半が好き。
「まぁそうなるよね」って感じの分かりやすい真相ではあるが、雑に殺されていく感じや絶体絶命の展開、そして映像や音の迫力と一作目の「オーメン」に繋がっていく余韻もテンション上がったなぁ。
普通の劇場で観たんですが音響効果の使い方が素晴らしくて、後ろから囁かれているような感じや迫ってくる感じもゾクゾクしたし、とにかく終始爆音でIMAXで鑑賞した「エクソシスト」より迫力を感じた。
結構王道な作品に感じたので、ホラー好きの人には新鮮味も無く物足りないかもしれませんが、友達とワイワイ観るなら楽しめる作品かと思います。
