りょうすけ

アビゲイルのりょうすけのネタバレレビュー・内容・結末

アビゲイル(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「アビゲイル」

誘拐した女の子がヴァンパイアだった。設定が雑だからキャラクター誰一人として共感できないし、別に死んでも悲しくないという誰に感情移入すればいいのか、甚だ疑問な作品だが、出演者が豪華なこともあってそこまでつまらないとは思わなかった。
ブラム・ストーカー以来のドラキュラのイメージであるニンニクと十字架が効果なしの吸血鬼という設定は非常によかったし、ジャンプスケアばっかりだったけど、バレエをしながら近づいてくるアビゲイルはなかなかに恐ろしかった。そもそも、アビゲイルが暇つぶし程度に人間狩りをしているみたいな設定だったから、あえて人間を怖がらせてくるのも納得がいって良い。
アビゲイルの役の子、すごく演技も上手だけど、どこかで見たことある子だなと思ったら「マチルダ」でマチルダの役やってた子だった。ダン・スティーヴンスは野獣になったり、キングコングの歯医者になったり、吸血鬼になったりと忙しいね。
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