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秘話ノルマントン號事件 假面の舞踏
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『秘話ノルマントン號事件 假面の舞踏』に投稿された感想・評価

1.0
イギリス人あるいはそう見える欧米人を出すべきだった…。彼らに英語を喋らせ字幕をつければ良かったのだ…。それもできないほどの国内状況だったのかもしれないが、これはお粗末すぎる。大松竹にしては滑稽だ。

舞踏会シーンが特に酷い。ぎこちなさすぎるが、まぁ実態もこんなものだったという皮肉なら許せる。ルビッチュ監督を見習っほしい…。日本と西洋の対比は女優陣の仕種でよく表している。中国人を仲間としているとこも興味深い。

この映画を欧米人に見せたいなぁ。日本人の欧米人イメージと彼らの話すカタコト日本語笑 イギリス人役の男優陣が日本語で流暢に話し出すとこが笑える…もう滑稽すぎて、しかも安っぽいというか陳腐というか。

クライマックスは日本版西部劇。裁判長のカツラはなんと貧弱かしら…威厳もクソもない。「目には目を歯には歯を」はバビロニアで決してイギリスではないでしょ…。

私の前に座っていた大学生の二人組は、会話の内容からしてどうも教授から見てくるように言われて来たようだが、私以外に大学生が来ているのが嬉しい。
3.0
〖1940年代映画:戦意高揚映画:反英国映画:松竹〗
1943年製作で、明治19年紀州沖で難破した英国船ノルマントン号の邦人侮辱事件を描いた反英国映画らしい⁉️
第2次世界大戦中と言うこともあり、戦意高揚映画の作品でした。

2024年891本目
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『秘話ノルマントン号事件 仮面の舞踏』『都会の奔流』『』『愛国の花』『君こそ次の荒鷲だ』『野戦軍楽隊』(4.0)『』

 今回の(占領国米国不法略奪からのやっと20年くらい経っての)返還映画(の痛められを補修しての)上映特集で、戦後も活躍もこちらの怠けで観たこともない、監督の作品が4本も入ってる事に気づく。取りあえず1本観てみる。
 予想以上に立派・見事な作品で、グリフィスのある種の映画+米アカデミー賞作品賞受賞作、の力と品格だ。カット内・カット間が、何十ヵ所も細かく欠損があり、正確なフォルムは分からないし、主要な英国人をすべて日本人がやり、メインには日本語を喋ってるイージーさあるも、出来得る限りの真摯さは分かる。環境破壊・二つの世界大戦・アフリカ内紛・イスラエル凶行・白人優位差別、ら近代以降の全ての世界の歪みの出発点を作った英国叩きを、制作当時のイギリス植民地破壊作戦と併せて、明治中期(青森から)東京に戻った司法省参事官とその家族・交友婚姻関係者、を中心に描いた作品だが、縦や横へのゆっくりした移動に廻るめ加わり、速いパンや移動左右にモンタージュ重ね部分も、殺陣絡みや立回り・群衆の(斜め)切返し・どんでん・90°め変・(退きめ)俯瞰の組立ての鮮やかさと確かさ、それは居間の話合いや西洋風舞踏会でも、暗めも拉致列車を追う馬の人の・内外もあるフォローや主観のスピードと切迫感感、美術や振付もあらんかぎり誠実確度。一級品である。何か綺麗事でない内からの汚れ感がある。 
 安政不平等条約上以降の、治外法権・領事裁判権に基づく、英人・英客船の、日本人やアジア人への、権利や人命蹂躙に対する、日本人側の西洋風に流れてく一般風潮へも含め、正当防衛的闘いや、ハムラビ法典の目には目をを標榜の英側を逆に近代的にたしなめ正す抗弁、庶民的盛上りを描く。国家間の闘いと、全員兵卒化も預言される。英人をこの世から抹殺すればいいということでもなく(悪魔のチャーチルらは世界史から永遠に消し去りたいが)、小国故に歪みに賭け、一時の日英同盟も打算でしかなく、それらに未だ気づかない世界全体を狂わせたということで、英人はそれを偶々請負う位置にいて増長した結果ということか。
 男側だけでなく、女優群も松竹最上級の布陣と真っ向真摯演技。
 『』も、冒頭橋上からの川辺光景をおそらく自転車での横移動、ビル街道路を尻側から縦に引いてく移動、らの画調もだが筆致の強さに、全編方々で驚かされる作だ。それも、構図の端、展開の端、が思わぬ強い張り出し・引っ掛かり・奔流を見せるのだ。椅子や机での会見でも横図トゥや90°変・どんでんの正規組合せに半端もソファ絡まり強い45°位変普通に入り、縦や横の移動も端めに退いたり廻りめがくっつき強さが出る、シーンの端の終盤の速め切返しも、縦フォローから止まり頭越し向き直ると向かいの歩道の知り合いに声掛け、実弟をたしなめ殴り倒すシーンも速い必要以上アップから切返すと・画面下に伏した身体捉え図、相手の反応に何か不審のアップをその前の平常寄り図に繋げる呼吸、ワルの兄貴分との格闘のアクション・リアクションのカットと
なまめかしさや屹立を突き抜けて映画全体を引き揚げる力。アップ適宜入れ。
 そして、国民に犠牲を強いるようなタイトルの『~花』、セットといい、海洋舟ミニチュアといい、一際弱々しい松竹大船作だ明らかとしても、居間らの90°変(時に45°)・どんでんの背景前景絡み丹念しっとり押え込み、寄り退きと(寄り)切り返しめの入れ込み、フォローや寄る等移動も丁寧だが、少しずついつしかかなりのサイズまで寄ってってる長時間微速前移動もを代表的に、居間の囲い的台ごし横移動、台所用を斜め下にいつしか降り来てる移動等、味わい1つ深いものが。外の屋敷の小門の自転車等での出入りに、広いどんでん等組合わさるが、歩きくる日との顔が脇に抜けるにしても大サイズまでへもが普通めにあり、室内の切り返しもCU近くまでの顔カットも。UP近くの切り返しは焼くの大小に拘わらず強いものを引き出してくる。隙間風ばかりのような画面が逆に人の心持ちを吸いとり利害も消し込む完全なコミュニティを体現呼吸してくるのだ。ヒロインの夫を戦地で既に失ってる義姉の押し付けでない差配が美しい。田舎の村の旧家の妻と長男を失ってる老父は、引退後村で頼られてる以上にもう一度海の輸送船船長として、出てく事を考えてるが、その前に娘の嫁ぎ先を決めておく心残りを果たすべく、嘗ての亡き親友の息子を自分の娘との幼い頃からの好感を、実現すべく東京に出向く。しかし、既に縁談へ向かってる相手がいた。
 この作家のではないが、翌日観た、少年飛行兵志願学校への、ある村からの数人の志願兵と、彼らと同い年も、家計支え役場茶汲み勤めや、大病患ったばかりで本意と違い加わらなかったが、周りも機運が高まってく、一年を、家族・村人・教官らに、勿体ないような松竹オールスターを揃え、しかし、あくまで質実剛健に描き切った秀作である。ラスト前は、一年のそう仕上げの大飛行訓練が村の上空を通り、村の大歓迎と呼応する、空・地上の多点立体押さえでは、田坂の『爆音』等問題にしないが、逆に内の力は弱まってはいる。
 「昭和12年8月14日日本領土初空襲は、米による事が大事」「家族が生命落とそうとも、訓練から戻らなくてもいい」「皆、1つ抜けても大事に至る歯車、飛行兵と整備兵に差はない」
 引き締まった硬い構図群で、切り返し・どんでん・各(ボケ図にinも)・パンして別切返しへ



この特集がマキノで締め括られた事はやはり誇らしい気持ちになる。何年か前にも書いたが、明らかにマキノはエイゼンシュテインを上回る造型・運動の映画力を持った作品であるを再確認したばかりか、内外両面から感動的である。佐野が求める音楽を出せた後の上原との喜びや手応えを始め欠落場面が色々あるのだろうが、音楽隊メンバー呼び出し配置決めのシーンの、メンバーらの様々な座席からの、近づきらの左右フォローの行き来通路内や別カット者の逆向き交錯、縦移動から横移動へ、90°変の場所角度変え、退きと寄り、らの地味に見えて映画的一大ページェントや、前後のシーンの列の向きや各グループ位置関係も係わる角度の90°変中心組立や、何段かの寄り引き結果厳か迫り、は他のシーケンスの貴重ともなる。冒頭中国街城壁の兵や民ら、各地の演奏模様、最前線戦闘模様らへだ。より全体性へのゆったり感があり、クレーン下へ+α、各夫婦=演奏対の追いとちりばめ、演奏成果現れでは影絵的と明るめ実写的組合せ・明らかな数段上寄り・反応列傾き図・縦横垂直戦闘隊と楽隊ドッキング・独奏独唱の毅然突き抜け、らが加わる。小杉・三羽烏・杉や・李香蘭らのスターも、「前線励まし待望の恥じる」