珍妙な招かれざる?訪問者映画「ボーグマン」で多くの観客をポカーンとさせたであろう、オランダの変態監督アレックス・ファン・ヴァーメルダムの最新作を見た。「ボーグマン」同様、こいつらの不可解な挙動は一体何なんだ、というわけのわからなさで引っ張っていく展開なのだが、割りと早い段階でオチがついてしまう(斜め上だが)のと、言いたいこともボーグマンに比べるとわかりやすくなっていたように思う。というか実はこれは続編で「ボーグマン」が前フリだったのではないだろうか?あの爆裂な結末も、半数以上の人が無宗教のオランダだから許されたみたいなところもあるのだろう。