成功したオタクのなのネタバレレビュー・内容・結末

オ・セヨンや作中に出てくるファンほど熱心に誰かを推したことはないけれども、過去に好きだった作品の関係者が逮捕されたり、好きだった作品の関係者が犯罪者を擁護するコメントを残すことにがっかりしたり、犯罪者をフォローするような企業は個人的にボイコットしたりする経験はあるので、それらと重ね合わせることはあった。
誰かを、何かを好きになるという気持ちはコントロールできないし、メディア越しにみる対象の本心なんてこちらからは窺い知ることができないから、後から絶望することはいくらでもある。絶望するかもと思っても好きになってしまうことはある。そうなった時にどう向き合うのか。一人一人少しずつ異なる意見をこのドキュメンタリーを通して聞き、また同時に改めて自分はどう思い、どう行動するのかと考えた。私は当人にはやっぱり犯罪行為と向き合い、きちんと罪を償って欲しい。そしてもう2度とその人の犯罪に加担しないように、その人の作品を購入することは避けるだろう。